2016年05月26日
市販の偏光グラスは反射防止コートがないものが多い
偏光レンズのコーティングについて
見て、調べて、わかったことです。
市販されている偏光サングラスですが
値段の安いものほど
反射防止コートがないものが多いです。
コーティングについてですが
コーティングなしのものを
→ノンコート
傷に強くするコーティングを
→ハードコート
反射防止目的のコーティングを
→マルチコート
といいます。
コーティングということですから
レンズ表面になんらかの膜を作ります。
調べたところによると
金属分子の膜を蒸着するのだそうです。
そういった手間が発生しますから
コーティングの層が増えるほど
レンズの価格も高くなります。
価格の安い順に並べると
ノンコート<ハードコート<マルチコート
ということになると思います。
市販の偏光グラスで
比較的価格の安いタイプのレンズは
ノンコートやハードコートが多いです。
その理由は
以前メーカーの方に聞いたのですが
コストを抑えるためだそうです。
マルチコート仕様の偏光グラスですと
安くても1万5千円はすると思います。
私の経験から言えば
ちょっと価格は高くなっても
マルチコートはあった方がいいです。
最低でも、内側マルチコートは必須
だと思っています。
なぜなら、自分の目がレンズに映る
ゴースト現象が起こらないからです。
ノンコートですと、自分の目が
レンズに反射して映り込んでしまいます。
目を動かすと、レンズに反射した目も
一緒に動きいて、わずらわしいです。
もう一つの理由は
マルチコートは透過率を上げるのです。
薄い色のレンズが好みなら必須ですね。
せっかく高いお金を出して買った偏光グラス。
自分の目が映り込み、思った視界が得られない。
それでは、残念ですよね。
偏光サングラスを買う前には
レンズのコーティングの種類を
確認するのを忘れずに。
見て、調べて、わかったことです。
市販されている偏光サングラスですが
値段の安いものほど
反射防止コートがないものが多いです。
コーティングについてですが
コーティングなしのものを
→ノンコート
傷に強くするコーティングを
→ハードコート
反射防止目的のコーティングを
→マルチコート
といいます。
コーティングということですから
レンズ表面になんらかの膜を作ります。
調べたところによると
金属分子の膜を蒸着するのだそうです。
そういった手間が発生しますから
コーティングの層が増えるほど
レンズの価格も高くなります。
価格の安い順に並べると
ノンコート<ハードコート<マルチコート
ということになると思います。
市販の偏光グラスで
比較的価格の安いタイプのレンズは
ノンコートやハードコートが多いです。
その理由は
以前メーカーの方に聞いたのですが
コストを抑えるためだそうです。
マルチコート仕様の偏光グラスですと
安くても1万5千円はすると思います。
私の経験から言えば
ちょっと価格は高くなっても
マルチコートはあった方がいいです。
最低でも、内側マルチコートは必須
だと思っています。
なぜなら、自分の目がレンズに映る
ゴースト現象が起こらないからです。
ノンコートですと、自分の目が
レンズに反射して映り込んでしまいます。
目を動かすと、レンズに反射した目も
一緒に動きいて、わずらわしいです。
もう一つの理由は
マルチコートは透過率を上げるのです。
薄い色のレンズが好みなら必須ですね。
せっかく高いお金を出して買った偏光グラス。
自分の目が映り込み、思った視界が得られない。
それでは、残念ですよね。
偏光サングラスを買う前には
レンズのコーティングの種類を
確認するのを忘れずに。
2016年05月07日
偏光グラスのフレームに求める性能について
ここにも少し書きましたが
私が求める偏光サングラスの性能とは
偏光グラスを性能を高めるなら
フレームにも「遮光性」などを含め
高い性能を求めるべきです。
偏光レンズは「視界」に影響しますが
フレームは「かけ心地」に影響します。
フレーム性能があまりにも悪いと
偏光グラスを掛けたくなくなるのです。
これはこれで、大問題なのです。
フレームに求める性能とは何か
1.フィット感
2.遮光性
3.似合ってるか
1.フィット感
これは
かけ心地がいいか、ということです。
リムの幅やレンズ枠の大きさは好みか。
鼻あてが鼻からズレてしまわないか。
テンプルが狭くて、耳の上が痛くならないか。
実際に試着してみて
これらを総合的に判断します。
どんなフレームでも
ある程度の調整は効くものです。
しかし、あまりにもひどい場合は
そのフレームは選ばないほうが無難です。
2.遮光性
これは
レンズの内側に光が差し込まないか
ということです。
釣をする場合は、大抵帽子をかぶります。
よって、上からの光はある程度遮断できます。
問題は、自分の横や後方からの光です。
メタルフレームの場合は
リムやテンプルが細い場合が多いです。
おそらく、軽量化が目的のためです。
メタルフレームですと
あまり遮光性は期待できません。
プラフレームはどうか。
プラフレームは、デザインで
リムやテンプルの幅を変えられます。
なので、遮光性の高いフレームなら
プラフレームの方が選択肢は多いです。
3.似合っているか
これは
偏光グラスをかけた状態を見て
自分がどう思うか
他人からの評価はどうか
ということです。
スタイルにこだわりのある人は
やっぱり、似合ってるかどうかは
重要なポイントだと思います。
フレーム選びの基本としては
リムが自分の眉の形に合ったものを選ぶ
というのがあります。
サングラスをかけると眉毛の隠れる
外国人ならば心配ないことでしょうが
日本人はそんな人ばかりではないので
これは結構重要なポイントだと思います。
レンズ性能には直接関係しませんが
気に入らないと、掛けなくなります(笑)
以上
フレームに求める性能について
3点ばかり、書かせていただきました。
私が求める偏光サングラスの性能とは
偏光グラスを性能を高めるなら
フレームにも「遮光性」などを含め
高い性能を求めるべきです。
偏光レンズは「視界」に影響しますが
フレームは「かけ心地」に影響します。
フレーム性能があまりにも悪いと
偏光グラスを掛けたくなくなるのです。
これはこれで、大問題なのです。
フレームに求める性能とは何か
1.フィット感
2.遮光性
3.似合ってるか
1.フィット感
これは
かけ心地がいいか、ということです。
リムの幅やレンズ枠の大きさは好みか。
鼻あてが鼻からズレてしまわないか。
テンプルが狭くて、耳の上が痛くならないか。
実際に試着してみて
これらを総合的に判断します。
どんなフレームでも
ある程度の調整は効くものです。
しかし、あまりにもひどい場合は
そのフレームは選ばないほうが無難です。
2.遮光性
これは
レンズの内側に光が差し込まないか
ということです。
釣をする場合は、大抵帽子をかぶります。
よって、上からの光はある程度遮断できます。
問題は、自分の横や後方からの光です。
メタルフレームの場合は
リムやテンプルが細い場合が多いです。
おそらく、軽量化が目的のためです。
メタルフレームですと
あまり遮光性は期待できません。
プラフレームはどうか。
プラフレームは、デザインで
リムやテンプルの幅を変えられます。
なので、遮光性の高いフレームなら
プラフレームの方が選択肢は多いです。
3.似合っているか
これは
偏光グラスをかけた状態を見て
自分がどう思うか
他人からの評価はどうか
ということです。
スタイルにこだわりのある人は
やっぱり、似合ってるかどうかは
重要なポイントだと思います。
フレーム選びの基本としては
リムが自分の眉の形に合ったものを選ぶ
というのがあります。
サングラスをかけると眉毛の隠れる
外国人ならば心配ないことでしょうが
日本人はそんな人ばかりではないので
これは結構重要なポイントだと思います。
レンズ性能には直接関係しませんが
気に入らないと、掛けなくなります(笑)
以上
フレームに求める性能について
3点ばかり、書かせていただきました。
2016年04月18日
偏光酔いについて
「偏光酔い」
という言葉があります。
偏光酔いとは
偏光グラスを使用していると
気分が悪くなってくる現象です。
車酔いに似たような感覚になるので
偏光酔い呼ばれたのでしょう。
プリズム現象とも呼ばれます。
偏光酔いの原因は
安価な偏光レンズで歪が大きいから
などと言われることが多いです。
確かに、レンズの歪が原因もありますし
偏光膜の歪が原因の場合もあります。
しかし、それだけでしょうか。
私がメガネ屋さんから
聞いた情報を上げたいと思います。
1.使用者の乱視の進み
まず
あなたの乱視が進んでないか
ということです。
視覚検査などで
こんなのを見たことが
あると思いますが

これが、このように
縦が強調されて見える(直乱視)場合

偏光酔いは起きにくいそうです。
それが、このように
横が強調されて見える(倒乱視)場合

偏光酔いが起きやすいそうです。
理由は
偏光膜がブラインドのように
横方向にシマシマになっているので
倒乱視の場合は乱視が強調されて
見えるからだそうです。
2.レンズの中心と瞳の位置のズレ
これは
偏光グラスをかけた時の瞳の位置に
リムにハマっているレンズの中心が
合っているか、ということです。
度付きレンズを使う場合は
必ず合わせるとのことでした。
ところが、度なしの場合は
あまり気にしてないとのことです。
乱視が進んでいる人は度なしでも
メガネ屋さんにそのことを伝えて
できるだけ合わせてもらった方が
いいようです。
3.レンズの傾き
やはりこれも
乱視が進んでいる人に起きやすいそうです。
横から見て、レンズの傾きが大きいと
偏光酔いが起きやすいそうです。
鼻パッド付の偏光グラスであれば
鼻パッドを調整すればいいでしょう。
鼻パッドがないセルフレームの場合は
鼻パッドシールという便利なものがあるので
それを貼り付けて調整するといいでしょう。
以上、偏光酔いについて
レンズの歪み以外の原因について
書かせていただきました。
私がメガネ屋さんから聞いた話なので
情報が正確でないかもしれませんので
偏光レンズをメガネ屋さんで購入の際には
メガネ屋さんとよく相談してもらうように
お願いします。
という言葉があります。
偏光酔いとは
偏光グラスを使用していると
気分が悪くなってくる現象です。
車酔いに似たような感覚になるので
偏光酔い呼ばれたのでしょう。
プリズム現象とも呼ばれます。
偏光酔いの原因は
安価な偏光レンズで歪が大きいから
などと言われることが多いです。
確かに、レンズの歪が原因もありますし
偏光膜の歪が原因の場合もあります。
しかし、それだけでしょうか。
私がメガネ屋さんから
聞いた情報を上げたいと思います。
1.使用者の乱視の進み
まず
あなたの乱視が進んでないか
ということです。
視覚検査などで
こんなのを見たことが
あると思いますが

これが、このように
縦が強調されて見える(直乱視)場合

偏光酔いは起きにくいそうです。
それが、このように
横が強調されて見える(倒乱視)場合

偏光酔いが起きやすいそうです。
理由は
偏光膜がブラインドのように
横方向にシマシマになっているので
倒乱視の場合は乱視が強調されて
見えるからだそうです。
2.レンズの中心と瞳の位置のズレ
これは
偏光グラスをかけた時の瞳の位置に
リムにハマっているレンズの中心が
合っているか、ということです。
度付きレンズを使う場合は
必ず合わせるとのことでした。
ところが、度なしの場合は
あまり気にしてないとのことです。
乱視が進んでいる人は度なしでも
メガネ屋さんにそのことを伝えて
できるだけ合わせてもらった方が
いいようです。
3.レンズの傾き
やはりこれも
乱視が進んでいる人に起きやすいそうです。
横から見て、レンズの傾きが大きいと
偏光酔いが起きやすいそうです。
鼻パッド付の偏光グラスであれば
鼻パッドを調整すればいいでしょう。
鼻パッドがないセルフレームの場合は
鼻パッドシールという便利なものがあるので
以上、偏光酔いについて
レンズの歪み以外の原因について
書かせていただきました。
私がメガネ屋さんから聞いた話なので
情報が正確でないかもしれませんので
偏光レンズをメガネ屋さんで購入の際には
メガネ屋さんとよく相談してもらうように
お願いします。
2016年03月12日
偏光レンズの必要性
なぜ、偏光レンズが必要なのか
釣りに特化するなら、以下の3つ。
1.見る
2.遮光
3.安全
1.見る
釣りに必要な最大の理由が
「見る」ということだと思います。
・水面下の魚を見る
・水面下の地形を見る
・ラインを見る
偏光レンズを使用することにより
裸眼より明確に見ることが出来ます。
偏光レンズは色の種類が多いですが
様々な場面で使えるようにするためです。
例えば、明るさによって使い分け。
朝夕マズメと、日中の時間帯によって。
曇りや雨と、晴天などの天候によって。
例えば、見やすさによって使い分け。
自然な色合いで見たいのか。
明暗ハッキリ(コントラスト)見たいのか。
以上の様々な組み合わせの中で
最も適した視界が得られるように
いろいろな色が販売されています。
2.遮光
ここでいう遮光というのは
眩しさ軽減という意味です。
日の高い日中、特に夏場では
日差しが強くなりますよね。
そんな時は、日差しが反射して
とても眩しく見えるものです。
単純に「減光」という意味では
サングラスを使うのも手ですが
レンズの色が暗いだけですので
見る景色も暗くなってしまいます。
でも、偏光レンズは違います。
乱反射をカットする仕組みなので
明るい視界を保ったまま
眩しさを軽減してくれるのです。
3.安全
安全には、2つの理由があります。
まず、ルアーなどが顔に飛んできたとき
目をカバーして、当たるのを防ぐため。
もうひとつの理由は
ウェーディングのときに
水面下の地形の変化を認識して
転倒しないようにするためです。
特に本流の岩盤地帯では
一歩先が溝になっていることも。
もし50センチ以上の段差であれば
バランスを崩して転倒してしまいます。
偏光レンズを使用すれば
これらを未然に防ぐことができます。
以上、3つの理由が
偏光レンズの必要性だと思います。
釣りに特化するなら、以下の3つ。
1.見る
2.遮光
3.安全
1.見る
釣りに必要な最大の理由が
「見る」ということだと思います。
・水面下の魚を見る
・水面下の地形を見る
・ラインを見る
偏光レンズを使用することにより
裸眼より明確に見ることが出来ます。
偏光レンズは色の種類が多いですが
様々な場面で使えるようにするためです。
例えば、明るさによって使い分け。
朝夕マズメと、日中の時間帯によって。
曇りや雨と、晴天などの天候によって。
例えば、見やすさによって使い分け。
自然な色合いで見たいのか。
明暗ハッキリ(コントラスト)見たいのか。
以上の様々な組み合わせの中で
最も適した視界が得られるように
いろいろな色が販売されています。
2.遮光
ここでいう遮光というのは
眩しさ軽減という意味です。
日の高い日中、特に夏場では
日差しが強くなりますよね。
そんな時は、日差しが反射して
とても眩しく見えるものです。
単純に「減光」という意味では
サングラスを使うのも手ですが
レンズの色が暗いだけですので
見る景色も暗くなってしまいます。
でも、偏光レンズは違います。
乱反射をカットする仕組みなので
明るい視界を保ったまま
眩しさを軽減してくれるのです。
3.安全
安全には、2つの理由があります。
まず、ルアーなどが顔に飛んできたとき
目をカバーして、当たるのを防ぐため。
もうひとつの理由は
ウェーディングのときに
水面下の地形の変化を認識して
転倒しないようにするためです。
特に本流の岩盤地帯では
一歩先が溝になっていることも。
もし50センチ以上の段差であれば
バランスを崩して転倒してしまいます。
偏光レンズを使用すれば
これらを未然に防ぐことができます。
以上、3つの理由が
偏光レンズの必要性だと思います。
2016年03月09日
すっきり見える偏光レンズとは
すっきり見える偏光レンズとは。
そもそも、「すっきり見える」とは。
「すっきり見える」とは
・クリアな視界である
・歪みがない
・裸眼に近い見え方
などを、いうのだと思います。
これらを満たすレンズの条件は
・素材はガラスが一番だが、プラもあり
・屈折率は1.50~1.60
・アッベ数が高い
のようです。
レンズ素材
クリアな視界という点では
ガラスレンズが一番のようです。
メガネ業界では、プラレンズの登場で
ガラスレンズのシェアは小さくなっています。
ですが、
一眼レフなどのカメラのレンズでは
いまだにガラスレンズが使われています。
ガラスレンズの優れているところは
・屈折率が熱膨張で変化しにくい
・歪み少ない
・傷がつきにくい
などです。
屈折率とは、光が屈折する率を数値化したもの。
ガラスは熱に強いので、変形しにくいのです。
なので、屈折率が変化しにくいのです。
また、硬い材質なので傷もつきにくい。
なので、初期性能を長く維持できます。
ですが、ガラスレンズには欠点もあり
・同じサイズならプラレンズより重い
・加工しにくい
ガラスは重いのです。
屈折率1.50のレンズで比重を比べてみます。
プラレンズの比重は、1.3ぐらい。
ガラスレンズの比重は、2.5ぐらい。
約2倍の差がありますよね。
メガネのレンズ素材が、
プラレンズに変わった最大の要因が
この「重さ」ではないかと思います。
なので、まとめると
光学的な性能はガラスレンズに軍配。
重さなどのさまざまな要因で、プラもあり。
と、いうことです。
屈折率とアッベ数
・クリアな視界
・自然な見え方
この条件を両立するには
屈折率は1.50~1.60がいいのだそうです。
これは、アッベ数と関係があるようです。
アッベ数とは、
色のにじみが出る程度を数値化したもの。
数値が高い=色のにじみが出にくい、です。
屈折率が高くなるほど、レンズは薄くなります。
なので、レンズの軽量化には
屈折率の高いレンズを選ぶと良いと考えがち。
でも屈折率が高いと、アッベ数は小さくなります。
アッベ数が小さいと、色のにじみが出やすい
不快な視界になりやすいようです。
釣り用偏光レンズのメジャーなブランド
・タレックス
・コンベックス
・コダック
などの偏光レンズの屈折率が
ほとんど1.50や1.60だというのは、
これらの性能のバランスが理由
と想像できますね。
というわけで
すっきり見える偏光レンズについて書きました。
いち偏光ファンの考えですので
間違いがあったらご了承願います。
そもそも、「すっきり見える」とは。
「すっきり見える」とは
・クリアな視界である
・歪みがない
・裸眼に近い見え方
などを、いうのだと思います。
これらを満たすレンズの条件は
・素材はガラスが一番だが、プラもあり
・屈折率は1.50~1.60
・アッベ数が高い
のようです。
レンズ素材
クリアな視界という点では
ガラスレンズが一番のようです。
メガネ業界では、プラレンズの登場で
ガラスレンズのシェアは小さくなっています。
ですが、
一眼レフなどのカメラのレンズでは
いまだにガラスレンズが使われています。
ガラスレンズの優れているところは
・屈折率が熱膨張で変化しにくい
・歪み少ない
・傷がつきにくい
などです。
屈折率とは、光が屈折する率を数値化したもの。
ガラスは熱に強いので、変形しにくいのです。
なので、屈折率が変化しにくいのです。
また、硬い材質なので傷もつきにくい。
なので、初期性能を長く維持できます。
ですが、ガラスレンズには欠点もあり
・同じサイズならプラレンズより重い
・加工しにくい
ガラスは重いのです。
屈折率1.50のレンズで比重を比べてみます。
プラレンズの比重は、1.3ぐらい。
ガラスレンズの比重は、2.5ぐらい。
約2倍の差がありますよね。
メガネのレンズ素材が、
プラレンズに変わった最大の要因が
この「重さ」ではないかと思います。
なので、まとめると
光学的な性能はガラスレンズに軍配。
重さなどのさまざまな要因で、プラもあり。
と、いうことです。
屈折率とアッベ数
・クリアな視界
・自然な見え方
この条件を両立するには
屈折率は1.50~1.60がいいのだそうです。
これは、アッベ数と関係があるようです。
アッベ数とは、
色のにじみが出る程度を数値化したもの。
数値が高い=色のにじみが出にくい、です。
屈折率が高くなるほど、レンズは薄くなります。
なので、レンズの軽量化には
屈折率の高いレンズを選ぶと良いと考えがち。
でも屈折率が高いと、アッベ数は小さくなります。
アッベ数が小さいと、色のにじみが出やすい
不快な視界になりやすいようです。
釣り用偏光レンズのメジャーなブランド
・タレックス
・コンベックス
・コダック
などの偏光レンズの屈折率が
ほとんど1.50や1.60だというのは、
これらの性能のバランスが理由
と想像できますね。
というわけで
すっきり見える偏光レンズについて書きました。
いち偏光ファンの考えですので
間違いがあったらご了承願います。
2016年02月21日
私が求める偏光サングラスの性能とは
私が、10年以上偏光レンズを使ってきて
釣りに特化した偏光サングラスに何を求めたのか。
もう一度、振り返ってみることにしました。
1.すっきり見える
偏光レンズを使う理由は「見るため」。
川底を、魚影を見ること。
よく見るためのカラー。
釣りに限定するならば、ブラウン系ですね。
コントラストがわかりやすい。
よく見るための素材。
ガラス製の方が経験的には視界スッキリ。
でも、正直プラレンズも捨てがたいです。
2.遮光性
レンズの内側に光が入らないこと。
ゴーグルのような遮光性が理想です。
この性能は、フレーム形状に左右されますね。
レンズまわりを覆う形が必要でしょう。
素材はプラスチック製ということになるでしょう。
メタルでは、覆う形にはならないでしょうし。
以前はブランドにもこだわったのですが
釣りに特化する遮光性の高いフレームとなると、
釣り具メーカーのものが最適なのかもしれません。
3.似合っているか
やっぱり、見た目は大事ってことで。
アウトドアで使うサングラスや偏光レンズは
フレームはプラスチック製が多いのですが
自分にも、メタルよりプラ製がいいと思ってます。
なので、次に選ぶのもプラ製かな。
ということで
私が偏光レンズに求めるものを3点ほど上げましたが
現状で、どのメーカーのどのレンズがマッチするのか
次回あたりから、考えていきたいと思います。
釣りに特化した偏光サングラスに何を求めたのか。
もう一度、振り返ってみることにしました。
1.すっきり見える
偏光レンズを使う理由は「見るため」。
川底を、魚影を見ること。
よく見るためのカラー。
釣りに限定するならば、ブラウン系ですね。
コントラストがわかりやすい。
よく見るための素材。
ガラス製の方が経験的には視界スッキリ。
でも、正直プラレンズも捨てがたいです。
2.遮光性
レンズの内側に光が入らないこと。
ゴーグルのような遮光性が理想です。
この性能は、フレーム形状に左右されますね。
レンズまわりを覆う形が必要でしょう。
素材はプラスチック製ということになるでしょう。
メタルでは、覆う形にはならないでしょうし。
以前はブランドにもこだわったのですが
釣りに特化する遮光性の高いフレームとなると、
釣り具メーカーのものが最適なのかもしれません。
3.似合っているか
やっぱり、見た目は大事ってことで。
アウトドアで使うサングラスや偏光レンズは
フレームはプラスチック製が多いのですが
自分にも、メタルよりプラ製がいいと思ってます。
なので、次に選ぶのもプラ製かな。
ということで
私が偏光レンズに求めるものを3点ほど上げましたが
現状で、どのメーカーのどのレンズがマッチするのか
次回あたりから、考えていきたいと思います。